2002-06-04 第154回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第10号
○武正委員 希望丸は、根室造船で簡単な修理をして国後島に戻ったと聞いております。二月の段階からたなざらし状態であったのは、御案内のように、鈴木宗男議員をめぐる四島支援一連の疑惑が生じ、三月五日の予算委員会でも財務大臣から予算執行停止の検討をする旨があり、新聞等では、別のロシアの船を使うというような報道もあったわけなんですが、この時期に修理をした理由、これを、外務大臣、お答えいただけますか。
○武正委員 希望丸は、根室造船で簡単な修理をして国後島に戻ったと聞いております。二月の段階からたなざらし状態であったのは、御案内のように、鈴木宗男議員をめぐる四島支援一連の疑惑が生じ、三月五日の予算委員会でも財務大臣から予算執行停止の検討をする旨があり、新聞等では、別のロシアの船を使うというような報道もあったわけなんですが、この時期に修理をした理由、これを、外務大臣、お答えいただけますか。
二月十三日の予算委員会で、我が党の佐々木憲昭議員がムネオハウスと一緒に取り上げたものですが、これは、そのときということじゃなくて、昨年六月に完成して進水式が行われていたにもかかわらず、根室造船につながれて引き渡されていないということを、私たちの党が根室に調査に行ったときに本当にたまたまそれを聞き及びまして、外務省に問いただして、こういう事件にまで発展をしてきたという問題の始まりであるわけですね。
それから、希望丸の修理でございますけれども、たしかきょう、修理に関します契約が根室造船との間でできたというふうに聞いております。
それから、これを取りつける契約、これは、今、希望丸が上架されております根室造船との間で取りつけのための契約を結ぶ、この取りつけのための契約がきょうできたというふうに私も聞いております。 以上でございます。
それからもう一つ、今、根室造船に上架されている希望丸、それから友好丸、この国籍はどこにあるのですか。日本にあるのですか。船籍はどこにあるわけでございますか。
○齋藤政府参考人 希望丸については、先生御指摘のとおり根室造船に上架されておりますけれども、これは修理箇所を調べるということでございまして、最近、破損個所の確認が終了いたしました。
これは根室造船で修理するのですか、入札するのですか、その一点だけ。それで終わります。
これは根室造船に受注させるための政策的配慮だとおっしゃいますが、私は、それについてはちょっと、どうかなと、私自身の判断はちょっと下せません。
この審査結果の中には、「審査の過程において、当初の審査基準では根室造船が一部基準を充たさないことが判明したため、地元企業にも競争に参加させるべきとの政策的判断に基づき、審査基準を一部緩和した経緯がある。」つまり、根室造船が入札基準に満たないから審査基準を緩和したということが明確に書かれております。これは根室造船に受注させるためとしか考えられない。これがそうではないかということが一つ。
もう一つ、私自身が根室造船所へ行きましていろいろ話を聞いたとき、突然この資料四の一にある「入札説明書」を出してもらいました。これを見ていましたところ、その資料四の二にある「納入期限」、この中に「平成十年一月十七日までに、運航可能な状態で根室市花咲港に係留のこと。」そして、(5)のイに「古釜布における引渡までは、全て造船所の責任とする。」という一項が入っていました。
この条項だけ読むと、本当に根室造船しか受注できないのですよ。今言ったように、やはり一千万かけて花咲港へわざわざ係留して、船員の皆さんの面倒を見なければいけない。ですから、まず根室造船ありきでこういう条項が加えられた可能性がある。したがって、この辺の経緯を、今大臣おっしゃったように、早急に明らかにしてもらいたいと思います。 それから、時間もあれですので、もう一つ。
これだけのお金が結局、根室造船に回る仕組みになっているわけです。この根室造船の社長は鈴木氏の根室後援会の幹事長ですよ。 外務省の調査報告の二十三ページを見ても明らかですが、鈴木議員は希望丸の進水式の前日に外務省に対してこう言っています。外務省は誠意がないよ、このはしけにしても桟橋にしても君らが知恵を出した話じゃない、自分が説得してやっと実現したものだと。
○政府参考人(齋藤泰雄君) この船は修理を必要とするということで修理を行う方向で考えておりますけれども、根室造船に上架した理由というのは、先ほど申し上げましたとおり、国後島からの航行の距離を最短にする必要があること及び根室においてこの船を上架できる設備を有している造船所は根室造船しかなかったという理由でございます。
根室造船とわざわざ書いているということは、特別な、根室造船という一企業に対して配慮があった。それは、根室造船という企業が正に鈴木宗男さんの後援会の幹部がやっている会社だから。だれが見たってこれははっきりしているじゃないですか。 外務省にお聞きしたいんですが、こういう経過について鈴木宗男議員には報告をされていたんですね、これは。どうでしょう。
これ、根室造船と書いてあるんです。付け加えれば、昨日は根室造船と書き込みがあると言うから、書き込んで根室造船と書いてあるのかと思ったら違うんです。元々の文書にしっかり書いてあって、そこをわざわざ消していたわけであります。 これ、当初の審査基準、すなわちAランクだけでは根室造船が基準を満たさない、だから国土交通省の基準をねじ曲げてA又はBにしたと。
○小池晃君 外務省報告書には、「地元企業も競争に参加させるべきとの政策的判断」でというようなことしか書いてなくて、根室造船とはっきり書いてあったこと、一言も書いてないんですよ。これ、文書見れば、もう正に根室造船という一つの造船会社を合格ライン、救うために、そこに落とすためにやったということはもうはっきり読み取れる。これはもう否定できないと思うんです。
この中には根室造船は入っておりません。
○小池晃君 それの中に根室造船は入っておりますか。
また、マリンアドベンチャー社は、証人の有力支援者である根室造船株式会社が主要取引先でもあります。 証人に質問しますが、マリンアドベンチャー社のビザなし交流事業受注について、口きき等の関与をしていませんか。
○福山哲郎君 じゃ、何で根室造船に上架しているんですか。上架というか、今こういう状況です、こういう状況です。(資料を示す)
さらに、箱物も増え、そして問題のこの希望丸を造った、友好丸を造った根室造船には、鈴木宗男議員に九五年から二〇〇〇年までで二百四十万円の政治献金がある。そして、今回、希望丸が戻ってきたときに、またいつの間にか根室造船に着いている。 これ、おかしいと思いませんか、大臣。
○佐々木(憲)委員 根室造船。しかし、一般競争入札といいますけれども、たった二社しか入札していないんですよ。何が競争ですか。これは随意契約と変わらないじゃないですか、ほとんど。 問題は、根室造船の社長の河原勝治さんという方がどんな人物かという点でありますが、この人は、鈴木宗男議員の政治活動を支えている二十一世紀政策研究会根室支部の代表であります。ここに選管に出した書類があります。